あなたの大切な人にこんな症状が現れていませんか?
- 大切なものをなくしたり、置き忘れたりすることが増えて、よく捜しものをしている
- 同じことを何度も言ったり、尋ねたりすることが多くなった
- 通い慣れた場所でも道を迷うことがあった
- 水道やガス栓の締め忘れが多くなった
- 以前は楽しみしていたことにも興味が失われ、自宅に居ることが増えた
- 服装がだらしなくなった
- おトイレが間に合わないことが増え、お漏らしすることがある
- よく転ぶようになり、歩き方が変わってきた
- 見えるはずのないものが見える
- 夜間悪夢にうなされる、大声をあげたり布団の中で暴れたりする
人間は、年齢を重ねるにつれて、体力の低下とともに知的な面も低下してきます。
特に80 歳を超えると 4 人に 1 人はアルツハイマー病にかかる、90 歳を超えると車椅子生活を余儀なくされる人が 80%を超える、等がみられ、どんなに頑張っても年には勝てない現実が到来します。
「最近の出来事がなかなか思い出せない」、「相手の顔はわかるのだが名前が思い出せない」ということはありませんか?
ほとんどの場合は前頭葉機能低下に伴う加齢現象であり生理的健忘といわれるものですが、中には認知症の初期症状のものもあります。認知症の原因として、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性認知症が多くを占めていますが、それ以外にも様々な原因で起こります。
当院において脳・神経疾患の専門的な見地からの診察・検査(MRI、CT、神経機能検査、心理検査など)診療・相談を行う専門外来として、完全予約制による「もの忘れ外来」を設置しております。
認知症に対するコウノメソッドを実践され、認知症サポート医として診療を行っておられる平山 貴久 医師の「鹿児島認知症ブログ」も大変参考になると思いますので、是非ご覧になってください。
認知症を引き起こす病気として、特発性正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫など、早めに外科治療をすれば症状が改善・維持できるものもあり、おかしいと感じたら、「歳だから」と放置せず、速やかに専門の医療機関を受診されることをお勧めします。
現在アルツハイマー病の早期診断・早期治療の選択肢として、レケンビ点滴治療、ケサンラ点滴治療も保険診療で認められました。これらの治療は早期診断のタイミングを逃すと治療を受けることが出来ませんので、気軽にご相談下さい。
特発性正常圧水頭症については、当医療法人慈風会の理事長 厚地正道医師がメディカルノートで詳しく解説してございますので、是非ご覧になってください。
急速な高齢社会を向かえ、認知症に悩む患者さんや家族は年々増加してきていますし、比較的若年の認知症患者さんも増加傾向です。医療と介護といった社会保障費用が削減される中、介護保険サービスは切り下げられてきており、認知症の早期発見・早期治療がより重要となってきています。
ご予約はお電話にて承ります。もの忘れ外来の予約を希望の旨お伝え下さい。
代表:099-226-1231
予約後、受診の際には下記の問診票をダウンロードし出力してご記入の上、ご持参下さい。
担当医
脳神経外科 厚地 正道 医師
木曜日:午前 9 時~午後 12 時、午後 2 時~午後 6 時
土曜日:午前 9 時~午後 12 時、午後 2 時~午後 6 時
日曜日:午前 9 時~午後 12 時
※木曜日と土曜日は1時間あたり特別予約診察料 3,000 円の別途負担がかかります
※日曜日は1時間あたり特別予約診察料 5,000 円の別途負担がかかります